コロナ特例猶予

社長:郵便受けに年金事務所から封書が来てました。提出期限がなんとか。

経理:なんでしょうね。標準報酬の件は期限内に提出済みですが…

経理:裏面を見る…

基盤:懲役10年?

開発:漢字が少し違いますね。簡体字とか?

経理:開けます。ぺりぺり。… ああ、コロナ救済制度ですね。前年度より20%以上収入減の場合、保険料の納付を1年間猶予と。

開発:前年度に存在しなかった人や法人の場合にはどうなるんですかね?

社長:うちがこの4月に設立って言うことは把握しているはずですけどね。

経理:猶予というのは延期ということですよね?もしかして免除?

基盤:猶予… デジタル大辞泉によると、 ぐずぐず引き延ばして、決定・実行しないこと。「もはや一刻の猶予も許されない」「猶予している場合ではない」 実行の日時を延ばすこと。「返済を一か月間猶予する」「執行猶予」。大辞林では、①実行の期日を延ばすこと。また、延期を認めること。 「支払いを-してもらう」 「執行-」②ぐずぐずして物事を決めないこと。 「一刻も-すべき時ではない」 

開発:延期というイメージが強いけど、いわゆる執行猶予では執行が免除されますね。

社長:私のわかい頃はモラトリアムという言葉がはやりました。ブリタニカによると、本来は「支払い猶予期間」のであったのを転じて,社会的責任を一時的に免除あるいは猶予されている青年期をさす。

基盤:猶予されている期間は停止されているのは確かだけど、期間を過ぎた後にそのぶんをどう扱うかは事の定めによるって感じですかね。

開発:まあ、今回のの発信源によると、この猶予制度とは「国税の猶予制度は、一時に納税をすることにより事業の継続や生活が困難となるときや、災害で財産を損失した場合などの特定の事情があるときは、税務署に申請することで、最大1年間、納税が猶予される制度です(注)」で、「(注)納税の方法は、猶予の種類により、①1年間据え置かれる場合、②猶予期間中に分割納付をする場合があります。分割納付をする場合は、納税者の資力に応じて対応します。」。

基盤:据え置かれるっていうのもまた未定義語ですね。

開発:「特例猶予が認められると、猶予期間中の延滞税は全額免除されます。」。延滞したことのペナルティはないけど、結局払ってねってことかな。もう一つの特例猶予の換価の猶予では、完納は目指してる、いわゆる延期で、免除されるのは延滞税のぶん。

経理:結局は払わないといけない?

基盤:どっちにしろうちの現状はコロナのせいではないですから関係ないですよね。そろそろ仕事に戻りましょう。

社長:まあ、一年後が現在よりも好転するのかという話しでもあり。

開発:FAQを読みますか。えーと… 猶予制度とは何か…

国税の納税の猶予制度FAQ
○ 国税の猶予制度は、期限内の納税が難しい場合に、申請により税務署長の承認を受けて、期限後に(必要に応じ分割して)納税ができるようになる制度です。

(猶予と免除の違い)
問9 猶予を受けると税金の支払いが免除されたり、払った税金が還付されるのか。
(答)
○ 国税の猶予制度は、期限後の(分割)納税ができるようになる制度であり、税金の支払そのものが免除されたり、支払った税金が還付されたりすることはありません

(猶予期間中の税金の納付)
問 13 猶予を受けた後はどのように税金を払っていくのか。
(答)
猶予期間中(原則1年間)の任意の時期に納付できます(分割納付をすることもできます。)

開発:要するに「保険料の支払いを1年先送りにできる制度です」てことですね。

経理:淡い期待とぬか喜びでした。

基盤:つけ払いということですね。終了。

社長:100年ローンで払います、で通ると良いのに。

経理:結局、普通に日常生活で使う「猶予」の事なんですね。

社長:それよりあの10万円のほうをそろそろ申請しないと。あれに間に合わないとマジでヤバいです。

— 2020-0714 SatoxITS

ヨーロッパ進出

社長:当社ライトセール、ヨーロッパ支所の件ですが。

基盤:さきほど試しにフランクフルトに作って各方面とpingしてみましたら、とても面白い結果が出ました。Googleとは1ms、近隣とは10ms、USとは100ms、東京とは200msとか。

開発:ヨーロッパ方面は面白いソフトを作ってる人が多いイメージだし、つながりを強くしたいですね。

社長:私の昔の経験でも、ヨーロッパの人はものを深く理解して評価してくれる傾向を感じました。

開発:点描のような応答性が重要なアプリですと、RTT 200msというのは実用不可です。

基盤:HTTP/TCPだともっと悲惨な事になるでしょうね。

社長:ドメイン名的にはどうするのが良いでしょうかね。pointillism.eu のようにするのか、eu.pointillism.com のようにするのか。

開発:TLDのほうがかっこいいですが、値段次第ですね。

基盤:pointillism.eu … whois.com で $3.48 です。10年でも$83.40ですからかなりお得と思います。ただしEUの中の人であること。

社長:EUに住むか法人を設立するかですか。いつかは実現できると良いな。

開発:昔の知り合いに頼むとか。

社長:存命現役ならね。€5のサーバのために動いてくれるかなw

基盤:さてそれではお楽しみのIPアドレスです。候補的にはこんなところでしょうか。

基盤:東京やオレゴンでの記憶だと、52. というのは比較的レアかな思います。

開発:3回5ではじまるのがぱっと見分けやすい。

社長:全部で8桁というのも良いですね。

基盤:ではこれにしましょう。仮想マシンにアタッチ!インスタンスは当社標準 $5プラン Amazon Linux にしました。今後 ns2 としたいと思います。これより、ns1作成時の作業メモを見ながら ns1 より複製を開始…

基盤:生端末からssh … 遅い。接続に4秒かかりますね。しかもこのエコーの重さ。いっそ半二重にしたほうが良いかも。ping で 確認… RTT 256ms と出ました。

開発:まあ、光で往復しても120ms くらいはかかりますからね。

基盤:接続だけならまだしも、キー入力へのエコーがだるいのは仕事に差し障りますね。メンテンナンス作業すら気分が重くなります。

開発:しかしその遅延具合、昔が懐かしいですね。ファイル転送自体は5MB/s くらいでてるみたいじゃないですか。

社長:あ、またしらす丼が食べたくなりました。食事にいきましょう。

* * *

基盤:せっかく目覚めスッキリのところを、コロナで時間をつぶしてしまいました。

社長:仕事して飲んで寝る。仕事して飲んで寝る。これを1日二回規則的に回すのが、かなり良い感じに思えてきました。

基盤:っと、フランクルフルト de1、落ちました?エコーなし。ssh 別接続トライ、タイムアウト。

開発:ライトセールのダッシュボードからウェブ端末で入ってみては。

基盤:ライトセールのホームが開きません。あ、開いた。10秒以上かかりましたね。えーと、コンソール接続しました。あれ?落ちた形跡ないですね。uptime 8:42。

基盤:おっと、うちからの直接sshも回復。うーん、3分くらい不通になってましたね。

開発:まあ、もし仮想マシンを一旦止められた後に再開されたんだとしても、区別はつかないかもですね。

基盤:うーん、事象発生前後の /var/log には特になにも無いですね。

開発:ともかく、フランクフルトの de1 無応答期間にも、東京・オレゴンは問題なく応答していた。再応答後にde1で last してみると、無応答前からのセッションが残っている。 ちょうど使用していた more コマンドの窓も… あれ?どこへ行きましたかね。

基盤:Show All Windows … これって、ウィンドウの並び方がイマイチですが、サムネール化しても中身がちゃんと動いているし、素晴らしいです。もしこのサムネール状態でキー入力までできたらとんでもないですねw

社長:それが Vivaldi でもできたらなあ。

開発:MacOSXのターミナルの力の入り方は尋常ではないですね。タブになったりとか。グループ化とかって何?って。

基盤:さっき閉じたウィンドウを開くってできるんですかね?

開発:まあリブートしても再開するんですから、セッションは切れても窓だけなら。

社長:私はもう10年近くCUIから離れていて、プログラムもGUIなIDEだったもんで、こういうCUIの世界がまだ脈々と生きているのに感動しました。まだというか、多分これからも全然元気。それが本質的に一番向いている世界が厳然としてある。

基盤:まあ腐海のターミナルはDOS窓とかいう恐ろしいものですからね。

社長:私は、今使ってるアプリを新しくもう一つ開くというのを、右クリックでできるように統一されていると良いと思うんですよね。

開発:個々の仕事に使う道具のセットごとにデスクトップがある、一方で時々道具だけを横断して見たい。

社長:いろんな条件で生きてるアプリを検索して、ヒットしたものを並べて見れるようになっているのが良いのでしょうね。

開発:過去に死んだアプリも含めてですね。

社長:タイムマシンというからには、ファイルが戻せますとかじゃなくて、プロセスも戻せないとね。

開発:それはそうと、CPU負荷を表示する可愛いウィンドウ、最近のMacOSXにはなくなっちゃったのかと思ってたんですが、こんなところに見つけました。

社長:ナツカシー。昔使ってたMacProではネハレムのコアが16個並んでましたけどね。

基盤:それはそうと、昨日クラッシュした後にFUSEを切ったのですが、その後非常にメモリがゆったりになりました…

* * *

基盤:で、何をやっていたのか忘れかけましたが。要するに東京の ns1 からフランクフルトde1に65万ファイル/25GBをまるまる転送した。所要33分間。ところが、転送先でなぜか10万ファイルぶんが欠落している。find して比較していたところ、ns2 つまり de1 から応答が止まった。という事でした。欠落したのは、ssh tar c | tar x している最終に欠落した部分のファイル、ほぼカウンター類ですが、に変更があったとか inode が変わったからではないか、というのが一つの仮説です。ですが、tar のエラーは出ていなかった。それとは別に、de1ではファイルのfindとかrmが異常に速いのが不思議です。

基盤:で、運用開始前だし、通信にお金もかからないので、もう一度同じことをやってみようと思います。

社長:了解。走らせといて、飲みに行きましょう。

* * *

社長:帰りましたー。

経理:酒臭いですね。パクチー臭も。

社長:おにいさん(!)パクチーだいじょぶ?って聞かれましてね。あんまり得意では無いですねって言ったんですが通じなくて。でも食って飲んで5LSUです。先週のツケも払ってきました。

基盤:今日は無血の帰還でなによりです。

社長:帰って見たら、郵便受けに面白いチラシが入ってました。「片付け代行・遺品整理」「お見積り無料・例えばコレ♤」。「あなたの町の担当者は私です。1。よろしくお願いします。」「心の絆・安心の証。遺品整理士」(笠間市)

開発:遺品整理士。そんな資格があるですか!超インタレスティング検索。なるほど。「 現在、一般社団法人遺品整理は、遺品整理業界からの初の国家資格創設を目指している。」ほーう。

経理:当社のニーズにかなりマッチした業態ですね。

社長:経験的には、軽トラ1台ぶんで15,000円くらいですね。

経理:30LSU。

基盤:現状、社長が路上で行き倒れて事件性がうんぬんで踏み込まれると「室内はごみ屋敷のようだった(捜査関係者)」とか書かれますね。

開発:こういう記事、弱い者に対してはいいたい放題ですね。

社長:なんにしても見積もりは2社以上から。我社の鉄則です。

社長:特に法人としては消滅した後の事はまああれですが、予期せぬ終焉というのは一応考慮ですね。

開発:昨日今日とはおもはざりしを。

社長:まあギネスに載るとかでなければ、あと最長でも物理的には60年以内に終焉するわけですから。

* * *

基盤:さて、再試行の結果、やはり転送時間33分、10万ファイル欠損という結果になりました。大変不思議です。それで、コピー元とコピー先のディレクトリをじっと眺めたのです。何か似ているようで似ていない。いや、どこかで見たことのあるような。なぜこのファイル達だけが、コピー先に存在しないのだろうかとか。同じファイルなのに日付か違う?それでようやく理由がわかりました。

基盤:先代のns1 からコピーしていたつもりが、先々代のns0 からコピーしてたんですね。だから、ns0 とはうりふたつでした。

開発:なーるほど!

社長:よくわかりました。

基盤:ということで、これより ns1 より複製を開始します。終了は24:00を過ぎるかもしれません。

社長:ヒューマンエラーってエンタメですね。

基盤:引っ越し用の数行のshellスクリプトを再利用してしまったのが敗因でした。

開発:まあ、ns0 はAWS東京のUbuntuだったから、害は無かったですね。転送元が Azureだったら数百円の損失が出た可能性があり、笑い事では済まなかったかも知れません。

開発:ところでこの、ns1 と ns2 のログイン画面、何か違いをつけたいですね。

社長:というかこれ、どういう意味のAAなんでしょう? orz 系のAAにしか見えないんですが…

基盤:というか、セキュリティ関係のアップデートがあるということなので、やっておきます。sudo yum update … y。bash 方面でした。うちはこれからは zsh にするんですかね?

開発:まあ、私達のレベルでは今の所、違いがわかないですけどね。

社長:zsh のほうが断然名前がかっこいいと思います。わたし的にはZというとZeppelinなんですよね。あの、カクカクした外観と、劇的に炎上する姿が子供心に焼き付きました。

基盤:燃えたのはヒンデンブルクのようですが。

社長:なんにしても、ソユーズとか乗りたくもないですが、飛行船には一度乗ってみたいです。

開発:zshはソースからのコンパイルもサクッと終わりましたしね。うちの評価基準は、開発者の体制とか、プログラムの改変しやすさかなという気はします。動的リンクはどっちでも行けるみたいですが。まあ環境変数を子供にわたすだけですけど。

社長:shell固有のファイルシステムビューを作りやすいかどうかというところですね。そういえば、名前はgasketとかなんかで…

基盤:そういえば、だいぶ痛い思いをしてビルドしたMacOSX用 Micromium、あまりの重さが衝撃でしたね。なんか、ビルドのオプションかも知れませんが、デフォルトであの重さというのは…

* * *

基盤:あ、ファイルの移送、終わりました。37分48秒。ファイルの個数、完全に一致です。find の所要時間… ほぼ同じですね。要は、たまたまメモリのバッファに入りきってたかとうことでしょうか?

基盤:では、以前の移転のメモに従って続きの作業をやります。まずサーバ用のディレクトリを移動してシンボリックリンク。ユーザ用のディレクトリを移動。.bashrc をコピーしてsource。OK。dsgbind を chown, chmod。sh httpd でサーバ起動試験。OK。ブラウザで http://52.59.53.30 を開く。HTTPログ確認。OK。pointllism… やはり反応が遅い。sh alld で全サーバ起動。OK。LightsaleからDNS/UDPを開く。自社から dig で試験。DNSログ確認。OK。crontab をコピーして、sudo reboot で起動試験。OK。やはりリブート所要50秒ほどですね。なぜかAWSはここが遅い。…。サーバ設定完了運用開始されました。

基盤:あとはこれを xso と nso と who で ns2.its-more.jp, ns2.delegate.org , ns2.wits-more.net として登録。完了。いずれ ns0 を廃棄、代わりに全所有ドメインのセカンダリNSにこのns2を指名、という流れでやります。

開発:あとは、ヨーロッパ口としてどういう名前にするかですね。同じ名前でヨーロッパ系からはこのサーバに来てくれると良いのですが…

社長:US口もnsにするんですかね。

開発:USとEUと東京で同じコンテンツをどう維持するかということもですね。

基盤:やはり rsync するか、直マウントでファイル共有するかしたいですね。NFSでいいかなとも思うんですが。

社長:明日以降のお楽しみということで。

— 2020-0714 SatoxITS